職場の禁煙・分煙化が進む中、好きな時に好きな場所でタバコを吸える職場は確実に減少傾向にある。もはや勤務中にタバコを吸うのは昔ほど簡単ではなくなったようだ。
◎進む職場の禁煙化
ホワイトカラー職では、2000年代以降オフィスなどではデスクでの喫煙禁止が主流となっており、これらでは喫煙室を設けて対応するケースが増えている。
ブルーカラー職の多くでは作業中の喫煙を全面禁止とし、休憩時間のみ適時必要に応じて喫煙場所での喫煙のみを許可するケースが多く見られるようになった。特に製造業では製品を製造する途上での喫煙は従業員の労働環境への配慮の他にも、製品の品質管理や業務に使用する機器類への影響、火災への懸念なども絡み制限されている。
喫煙室を設けることによる分煙で、喫煙者にとってストレスなくタバコを吸える環境が整っていると考えられがちだが、喫煙室・喫煙場所を頻繁に利用すると、その都度席を離れることから「勤務態度に難あり」と見なされる傾向がある。また、業務時間内の禁煙を積極的に評価しようとする企業も増えており、特に接客業では、顧客に対応する場合に口臭や服が臭いとクレームにつながることもあり、喫煙者が業務時間内の喫煙を自ら避ける傾向も見られ、休息時間の喫煙後にガムを噛んだり歯磨きを行う人もいる。
いずれにせよ、勤務中に好きな場所で好きな時間にタバコを自由に吸える時代は終わったと考えていいだろう。
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